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第20話 気配

ผู้เขียน: みだん
last update วันที่เผยแพร่: 2026-09-27 16:00:06

気づいたら、結守神社の石段の下に立っていました。

どうやって来たのか、よく覚えていません。

校門を出て、商店街を抜けて、川沿いの道を走って。

途中で靴擦れができていたことに、あとで気づきました。

十月の夜は、もう息が白くなりかけていました。

制服の上着を、教室に置いてきてしまったことに気づきました。

取りに戻ることは、できませんでした。

石段を上りきったとき、膝に手をついて、しばらく動けませんでした。

境内には、誰もいませんでした。

当たり前です。

祭りでもないのに、夜の神社に人がいるわけがありません。

常夜灯が一つだけついていて、拝殿の階段の下まで光が届いていました。

あとは全部、暗い木の影です。

八月には提灯が下がっていた参道に、今は何もありません。

玉砂利を踏む音だけが、やたらと大きく聞こえました。

「結守さま」

声が、思ったより大きく響きました。

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